バセンジーってどんな犬種

 

バセンジーはアフリカ原産の古い狩猟犬種で、以下の特徴があります。

【容姿】
バセンジーは筋肉質な中型犬で、短毛ながら毛艶がよく、つやつやとした被毛が特徴的です。尻尾が巻き上がった独特の形状と、鋭い眼光、そして楔形の頭部が印象的な顔立ちをしています。全体的に洗練されたエレガントな容姿が魅力の一つと言えるでしょう。

【性格】
賢さと好奇心旺盛な性格がバセンジーの大きな特徴です。時として頑固さも見せ、自己主張が強く、飼い主に対しても従順過ぎることはありません。しかし一方で、飼い主への忠誠心は非常に強いです。運動量が多く、活発で行動的なエネルギッシュさも持ち合わせています。

【歴史】
バセンジーはアフリカ原産の古い狩猟犬種で、古代エジプト時代からその存在が確認されている伝統ある犬種です。かつてはジャングルでの狩猟に使われていましたが、現在は家庭犬としても人気があります。

【特徴的な習性】
バセンジーは吠えない代わりに、独特の笑い声のような鳴き声を上げることが知られています。この習性は、狩猟の際に吠えずに獲物を追う必要があったことから生まれたと考えられています。
飼育にはある程度の経験と愛情、しっかりとしたしつけが重要とされています。初心者には向かないかもしれません。

 

飼育に関する７つのポイント

 

バセンジーを飼育する上での主な注意点を7つにまとめると以下のようになります。

1. 運動量の確保
バセンジーは活発で運動量が多い犬種のため、毎日の適度な運動が不可欠です。散歩や遊びを十分に行い、エネルギーを発散させることが大切です。

2. しつけの徹底
賢く、時に頑固な性格のため、しつけは愛情を持って、確実に、そして継続的に行う必要があります。単に従順を求めるのではなく、お互いを尊重しながら築き上げていく姿勢が大切です。

3. 環境の工夫
バセンジーは好奇心が旺盛で、知的レベルが高いため、運動だけでなく、遊びや学習の機会を設けて飽きさせないよう工夫することも重要です。

4. 早期の社会化
頑固な一面があるため、早期から他の動物や人間と上手く付き合えるよう、社会化をしっかりと行う必要があります。

5. 逃げ癖への対策
非常に機敏で走力に優れているため、外出時は特に気を付け、しっかりとした制御が必要不可欠です。

6. 飼育経験の重視
バセンジーは個性が強く、しつけが難しい面もあるため、初心者には向かない犬種とされています。飼育経験がある方が望ましいでしょう。

7. 健康管理
運動量が多く、活発なため、関節などの健康管理にも気を配る必要があります。適度な運動と栄養のバランスが大切です。

 

飼ってたバセンジーのこと

 

もう１7，8年ぐらいたちますが、オスのバセンジー”ボビー”を向かい入れたのが、私たちのファーストドッグでした。
初めてバセンジーを知ってから、２年ぐらい悩んでいた時、あるペットショップで出会って家族に向かい入れました。
予備知識は入れていましたが、なかなか手ごわい犬種で、犬なのか猫なのかと思わせる行動がとってもあります。
ワンコがよくやるしっぽを振って歓迎してくれることはほぼありません。顔だけ上げてあいさつすることは普通です。

こちらの言うことを聞いてくれないのでなく、わかっていて必要ないことはしないといった感じです。
野生の血がつよいのか、バイバイと人が手を振ると口が出たり、ワンコとのあいさつも顔周りでにおいをかいでいると急に威嚇するなど気を付けるところはいろいろありました。
本当にワンと鳴かない、ほえない、犬種ですが寂しいと遠吠えします。

 

いっしょに暮らすとバセンジーの賢さや、たたずまい、眉間のしわにほかにない愛情が生まれます。

バセンジーの行動

 

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