歴史

 

ラブラドールレトリバーはカナダのニューファンドランド沿岸で17世紀頃に初めて誕生した犬種です。元々は「セントジョンズドッグ」や「セントジョンズウォーター犬」と呼ばれ、漁師たちが魚網を引き寄せたり、逃げる魚を捕まえたりするために使っていました。19世紀初めにイギリスに持ち込まれ、改良が進み、現在のラブラドールレトリバーの原型が作られました。使役犬としての能力が高いため、現在でも盲導犬や警察犬、救助犬などとして広く利用されています。

 

種類

ラブラドールレトリバーには主に以下の2種類がありますが、基本的には同じ犬種とされています。

1.イエローラブラドールレトリバー
毛色が黄色からクリーム色、さらに薄いゴールドまでの範囲があります。

2. ブラックラブラドールレトリバー
毛色が黒で統一されています。

3. チョコレートラブラドールレトリバー
毛色が濃い茶色から薄いチョコレート色までの範囲です。

 

 飼い方

ラブラドールレトリバーは非常に活発で知能が高い犬ですので、以下の点に注意して飼うと良いでしょう。

1. 運動量の確保
毎日しっかりと運動させることが必要です。散歩だけでなく、ドッグランで走らせたり、ボール遊びなどをするのが理想的です。

2.知的刺激の提供
知能が高いので、トリックを教えたり、パズル系のおもちゃを与えたりして知的刺激を与えることが大切です。

3. 食事管理
食欲が旺盛で太りやすい傾向があるので、適切な量の食事とおやつを与え、肥満にならないように気を付けましょう。

4. 定期的な健康チェック
耳や目等の感染症にかかりやすいので、定期的な健康チェックと清潔を保つことが大切です。

5. 社会化の訓練
子犬の頃から他の犬や人に対して社会化を進めることで、フレンドリーで穏やかな性格に育てることができます。

 

性格

ラブラドールレトリバーは非常に社交的で優しい性格です。人懐っこく、子供や他のペットとも基本的に仲良くすることが多いです。また、訓練もしやすいので、家庭犬として非常に人気があります。

これらの情報を参考にして、ラブラドールレトリバーを迎える準備を進めてみてください。

 

 

飼い主からのアドバイス

 

『まず、かわいさについてですが、もう本当にたまりません！あの愛らしい顔と、いつも嬉しそうに尻尾を振る姿には心が溶けちゃいます。

特に子犬の時なんて、ぷにぷにした体と大きな瞳で見つめられたら、ノックアウトです（笑）。

それに、ラブラドールって凄く賢くて人懐っこいんですよ。

家族のことが大好きで、いつも側にいたがるんです。

その純粋な愛情に、毎日癒されちゃいますね。

 

でも、飼うときの注意点もいくつかあります。

まず、運動量が多い犬種なので、毎日しっかり散歩させないとストレスが溜まっちゃうんです。

それに、食いしん坊な子が多いので、肥満には気をつけないといけません。

あと、抜け毛が結構多いので、ブラッシングは欠かせませんね。

 

新しく迎え入れるときは、特に子犬の場合、最初の数週間が大事です。

新しい環境に慣れるまで、優しく接してあげてください。

それと、早めにトイレトレーニングと基本的なしつけを始めるのがいいですよ。

社会化も大切で、いろんな人や動物、場所に慣れさせてあげると、将来的に問題行動が少なくなります。

 

あと、ラブラドールって本当に物を噛むのが好きなんです。

特に子犬の時期は何でも口に入れちゃうので、大切なものは片付けておいた方がいいですよ。

代わりに、噛んでもいいおもちゃをたくさん用意してあげるといいです。

最後に、忍耐強さも必要です。

子犬の時期は特に手がかかりますが、愛情を持って接すれば、きっと素晴らしい家族の一員になってくれますよ。

大変なこともあるけど、その分たくさんの愛と喜びをくれる、そんな存在です。

覚悟を決めて迎え入れれば、きっと素敵な生活が待っていますよ！』